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Research Trail

ブラウザE2E向けMCPとAgent Skillsの調査ログ

この記事を作るために立てた問い、資料選定、採用しなかった情報、判断基準、更新条件を公開可能な範囲でまとめた記録です。

利用環境

ブラウザE2E向けMCPとAgent Skillsの調査ログ

調査命令

  • 調査対象: ブラウザE2E向けMCPとAgent Skillsの最新比較
  • 依頼内容: Playwright MCP、Chrome DevTools MCP、Webwright、AgentBrowser、Browserbase/Stagehand、browser-useを、ログイン済みブラウザセッション活用とE2E検証の観点で比較する。
  • 指定カテゴリ・slug: developer-tools / browser-e2e-mcp-agent-skills
  • 関連タグ: MCP, Agent Skills, Playwright, E2E, Browser Automation, AgentBrowser
  • 主要な制約: 一次情報または信頼できる公開情報を優先し、主張、根拠、限界、実務含意を分けて書く。
  • 参照した記事ファイル: articles/report/browser-e2e-mcp-agent-skills/ja/index.mdx
  • 完了条件: 日本語本文を公開記事として表示し、調査ログで資料選定、採用しなかった情報、判断基準、更新条件を確認できるようにする。

調査目的

ブラウザを利用したE2Eテストや検証をAIエージェントに任せるためのMCPサーバー、CLI、Agent Skillsを比較し、特に「ユーザーがログインしているブラウザセッションを活かせるか」を実務判断軸として整理した。

調査対象

  • Microsoft Playwright MCP
  • Microsoft Playwright CLI
  • Microsoft Webwright
  • Vercel Labs AgentBrowser
  • Google Chrome DevTools MCP
  • Browserbase MCP Server
  • Stagehand
  • browser-use
  • OpenAI Agent Skills

確認した一次情報

バージョン確認

npm view で次を確認した。

  • @playwright/mcp: 0.0.75, modified 2026-05-26T09:14:06.956Z
  • chrome-devtools-mcp: 1.1.0, modified 2026-05-26T15:44:15.340Z
  • @playwright/cli: 0.1.13, modified 2026-05-07T23:01:54.476Z
  • @browserbasehq/mcp: 3.0.0, modified 2026-03-31T01:51:53.343Z

判断ログ

Webwrightの位置づけ

WebwrightはMCPサーバーではなく、Codex/Claude Codeなどのcoding agent向けplugin/skillとして扱うべきだと判断した。理由は、READMEが「terminal, browser, model」と「workspace-as-state」を中心に説明し、出力も final_script.py、ログ、スクリーンショットであるため。

ログイン済みセッション

ログイン済みセッションの重要性がユーザーから明示されたため、比較軸を次に変更した。

  • 既存Chrome/Edgeへ接続できるか
  • 専用profileにcookie/localStorageを保持できるか
  • CI用の再現可能な認証状態へ落とせるか
  • ブラウザprofile露出リスクを制御できるか

Webwrightについては、local_browser.yamllocal_cdp があり、manual Google login 推奨のコメントがあることを確認した。一方、同梱Skill説明には fresh Firefox 前提の箇所もあるため、記事では「可能な構成を持つが、導入時は設定確認が必要」とした。

AgentBrowserの追加確認

ユーザーから vercel-labs/agent-browser も知りたいと追加依頼があったため、GitHub README、npm metadata、同梱Skill stubを確認した。npm agent-browser は 2026年5月18日時点で 0.27.0。READMEは、Rust製CLI、常駐daemon、Chrome/Chromium via CDP、accessibility snapshot、@eN refs、dashboard、network/HAR、trace、diff、React/Web Vitals、安全策を説明している。

ログイン済みセッションについては、AgentBrowserが比較対象の中でも強い。--profile Default--profile "Work" で既存Chrome profileを一時コピーして使う、persistent profile pathを使う、--session-name でcookie/localStorageを保存する、--auto-connect state save で実行中Chromeからstateを取り込む、--state を読む、auth vaultを使う、という複数経路が明記されていた。一方、state fileにはsession tokenが含まれるため、gitignore、削除、AGENT_BROWSER_ENCRYPTION_KEY による暗号化が必要である。

推奨方針

最終判断は、ローカル探索とCI回帰を分けること。

  1. ローカル探索: Chrome DevTools MCP、Playwright MCP、Webwright local_cdp、AgentBrowser profile/state
  2. 証跡化: Webwright、AgentBrowser、またはPlaywright CLI
  3. 回帰テスト: Playwright Test

人間のログイン済みセッションをCIへ直接持ち込むのは避け、テスト専用アカウント、storageState、テストIdP、環境側の認証補助に移すのが安全と判断した。

残る確認事項

  • WebwrightのCodex pluginとしての実インストールと、local_cdp がCodex Skill経由でどの程度自然に使えるかの実機検証。
  • Chrome DevTools MCP autoConnect と Playwright MCP --extension の権限ダイアログ、profile分離、ログ保存の運用検証。
  • 社内SSOやMFA付きアプリで、ローカル探索からPlaywright Test storageState へ移行する標準手順の作成。